- 副業で海外向けブログの始め方がわからない
- 海外向けブログで稼げるの?
- 海外向けブログでのマネタイズ方法を知りたい

「海外向けのブログでお金を稼ぎたいけど、英語で大丈夫かな?」 そんな不安をお持ちではないでしょうか。
日本語ブログでは頭打ちでも、英語など海外向けに発信すればより大きな収益チャンスがあると聞いて挑戦したい方も多いはずです。
しかし、「何から始めればいいの?」「英語のSEOや収益化はどうすれば?」と悩みますよね。
本記事では、海外向けブログで稼ぐための具体的な始め方7ステップと、収益化のコツを初心者向けに詳しく解説します。
翻訳ツールやAIを駆使した、効率的なコンテンツ作成方法も紹介するので、ぜひ参考にしてください。
海外向けブログの始め方【7ステップ】


海外向けブログを立ち上げるための基本ステップは、次の7つです。
- ブログのテーマ(ジャンル)を決める
- 収益化を見据えたテーマ選びと競合リサーチ
- ドメインを取得する(海外向けドメインの選び方)
- レンタルサーバーを契約する
- ブログはWordPressで構築する
- WordPressテーマの選び方(海外向けに適したデザイン)
- 導入すべきWordPressプラグイン



上記のステップに沿って、順番にポイントを説明していきます。
ブログのテーマ(ジャンル)を決める
海外向けブログで稼ぐために重要なのが、ブログのテーマ(ジャンル)選びです。
自分が興味・関心を持ち継続して書けるジャンル選定は大切ですが、同時に収益化しやすいジャンルかも考慮しましょう。
「好きだから」の理由だけでニッチすぎるテーマにすると、記事を書き続けても全く成果はでません。
初心者には、ある程度需要があり収益化のネタ(商品やサービス)が、豊富なジャンルがおすすめです。
以下に、海外向けブログのおすすめジャンルを10個挙げます。



自分の得意分野や興味に合うものがないか、チェックしてみてください。
ジャンル | 内容例・収益ポイント |
---|---|
ゲーム | ・ゲームレビュー・攻略情報など ・ゲーム関連グッズやソフトのアフィリエイト収益が狙える |
ガジェット・テクノロジー | ・最新ガジェット紹介やテック系ニュース ・製品レビューを通じて関連商品を紹介し収益化 |
アニメ・漫画 | ・日本のアニメや漫画の紹介・解説 ・関連グッズや配信サービスの紹介で収益につなげる |
旅行 | ・海外旅行記や日本の観光情報 ・旅行用品やホテル予約サイトのアフィリエイトが可能 |
日本食・レシピ | ・日本食のレシピや食文化を英語で発信 ・食材や調理器具の紹介を通して収益化 |
美容・コスメ | ・日本のコスメや美容法の紹介 ・化粧品のレビューや美容グッズのアフィリエイトで収益を狙う |
フィットネス・健康 | ・トレーニング方法や健康食品の紹介 ・サプリメントやフィットネス器具の紹介で収益化 |
日本文化・伝統 | ・着物や茶道など日本の伝統文化を解説 ・海外で人気の和雑貨や文化体験ツアーなどを紹介 |
語学・教育 | ・日本語学習法や留学情報を発信 ・オンライン教材や語学講座のアフィリエイトが可能 |
ゲーミング | ・オンラインゲームやオンラインカジノの情報を発信 ・アフィリエイト収益が狙える |
どのジャンルにするか迷ったら、「自分も詳しくなれて、需要もあるテーマ」を選ぶのがコツです。



興味が持てるジャンルであれば継続もしやすく、記事のクオリティも上がります。
のやり方を解説【初心者向け】-300x169.jpg)
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収益化を見据えたテーマ選びと競合リサーチ
いくら需要のあるジャンルでも、関連する商品やサービスが無いと収益化は難しくなります。
ブログの読者が増えても、紹介できる商品がなければお金は稼げません。
そのため、テーマ選定時には「ジャンルではどんな商品・サービスを紹介できるか?」を考えてみましょう。
アフィリエイト案件や広告が豊富にあるジャンルであれば、収益化のハードルは下がります。
競合リサーチは、既に成功している海外向けブログを参考にしましょう。
具体的には、以下のポイントをチェックします。
- 競合ブログが狙っているキーワードは何か?
- アクセスを集めている人気記事はどれか?
- ブログ以外にどんな集客をしているか?(SNSやYouTubeなど)
- どうやって収益化しているか?(広告、アフィリエイト、商品販売など)
調査により、自分のブログで取るべき戦略や差別化ポイントが見えてきます。



他の成功例を研究しつつ、良い部分は積極的に真似ていきましょう。


ドメインを取得する(海外向けドメインの選び方)


ブログのドメイン名(URL)を決めて取得します。
ドメインはブログの「住所」のようなもので、できれば短く覚えやすい名前にしましょう。
ドメインの種類(トップレベルドメイン)も重要です。
海外向けブログの場合、日本の国別ドメイン「.jp」は避けるのがベターです。
「.jp」ドメインは日本のサイトであることを示し、日本のGoogle検索で有利に働く反面、海外の検索結果には表示されにくい傾向があります。
ドメイン名だけでSEOが全て決まるわけではありませんが、基本的には国別ドメインより汎用ドメイン(.comや.net等)を選ぶ方が無難でしょう。



迷ったら「.com」ドメインを取得しておけば間違いありません。
ドメイン名そのものも海外ユーザーにとって違和感のないものにしましょう。
できれば英単語を使い、日本語のローマ字などは避けた方が親切です。


レンタルサーバーを契約する


ドメインを取得したら、ブログを設置するレンタルサーバーを契約します。
レンタルサーバーはブログのデータを保管しネット上に公開するための箱のようなものです。



海外向けブログだからといって、必ず海外サーバーを使わなければいけないわけではありません。
日本のレンタルサーバーでも高速・高性能なものが多く、管理画面やサポートが日本語なので初心者には安心です。
おすすめのレンタルサーバーは、エックスサーバーとConoHa WING(コノハウィング) の2つです。
どちらもWordPressブログ運営に定評があり、初心者から上級者まで幅広く利用されています。
それぞれの特徴を簡単にまとめます。
サーバー | 特徴 |
---|---|
エックスサーバー | ・国内大手の高速・安定サーバー ・WordPressの簡単セットアップ機能あり ・自動バックアップや無料独自SSLなど付帯サービスも充実 ・電話・メールによる日本語サポートも手厚く安心 |
ConoHa WING | ・初心者向けの料金プランが豊富で月額費用が安い ・サーバー処理速度が速く、表示スピードに定評あり ・管理画面がシンプルで使いやすく、初めてでも直感的に操作可能 ・契約後すぐにWordPressを立ち上げられる手軽さも魅力 |
どちらも当面は十分な性能ですが、もし英語圏向けに超高速表示を追求したい場合は海外サーバー(BluehostやHostingerなど)を選ぶ手もあります。



海外サーバーは日本語サポートがない場合も多いので、慣れないうちは上記のような実績ある国内サーバーで問題ありません。


ブログはWordPressで構築する


ブログは WordPress を使って構築しましょう。
WordPressは、世界中で利用されているブログ/サイト構築用のソフトウェアで、現在世界のウェブサイトの43.1%がWordPressで作られています。
WordPressを使うメリットは多く、以下のような点が挙げられます。
- デザインや機能の自由度が高い
- 収益化しやすい
- 資産になる
日本で人気の無料ブログサービスは手軽ですが、収益化の自由度が低かったり、突然サービスが終わったりのリスクがあります。
海外で人気のブログプラットフォーム「Medium」もありますが、収益面の制限が多く本格的に稼ぐには不向きです。



長期的に資産となるブログを運営するなら、最初からWordPress一択と考えて良いでしょう。


WordPressテーマの選び方(海外向けに適したデザイン)
WordPressをインストールしたら、サイトの見た目を決めるテーマ(テンプレート)を選びます。
日本製のWordPressテーマは避け、海外製のテーマを使うのをおすすめします。
日本製テーマが劣っているわけでは決してありませんが、英語を含む多言語で運用する際に一部の表示が日本語のまま変更できないなど不都合が生じる場合があります。
実際、当ブログで使用している日本製テーマでも、固定文言が日本語のため英語ブログには流用できない箇所がありました。



海外向けブログでは、最初から海外のWordPressテーマを使った方が無難です。
海外製テーマであれば初めから英語表示に最適化されており、海外の読者にも違和感のないデザインが多い傾向があります。
以下のようなテーマは、海外ブロガーにも定評があります。
- Astra
非常に軽量で高速表示が可能なテーマ。カスタマイズ性が高く初心者にも扱いやすい。海外でも人気上位 - Blocksy
モダンなデザインとレスポンシブ対応を備えたテーマ。多機能ながら軽快に動作し、ページビルダー(Elementor等)との相性も良い - GeneratePress
シンプルかつ高速で、SEO対策がしっかり施されたテーマ。必要最小限の機能で動作が速い - Divi (有料)
ドラッグ&ドロップのビジュアルエディターでデザイン自由度が高い有料テーマ。海外では定番の一つ
上記以外にも数多くのテーマがありますが、「デザインに大きなこだわりが無ければ無料テーマから始め、必要に応じて有料テーマに乗り換える」でもOKです。


導入すべきWordPressプラグイン





WordPressブログに便利なプラグインを導入しましょう。
プラグインを使えば、標準機能にない便利な機能を後付けできます。
ただし、闇雲に入れすぎるとブログが重くなるので、必要なプラグインだけを入れましょう。
以下のプラグインは、導入しておきましょう。
- Squirrly SEO:英語SEOに特化したSEO対策プラグイン。記事毎にSEOスコアをチェックでき、キーワードリサーチ機能も備えている
- Autoptimize:サイトの表示高速化プラグイン。HTML・CSS・JavaScriptの圧縮や最適化を自動で行い、ページロードを速くする
- ShortPixel:画像圧縮プラグイン。アップロードした画像を自動で軽量化し、画質を保ったままファイルサイズを大幅削減してくれる
- Akismet:スパムコメント対策プラグイン。世界中から届く迷惑コメントを自動判定しブロックしてくれる
- UpdraftPlus:バックアッププラグイン。ブログのデータベースやファイルを自動でバックアップし、万一の場合に復元できるようにする
以上の他にも、問い合わせフォームを設置する「Contact Form 7」やサイトのセキュリティ強化プラグインなど、必要に応じて追加していくと良いでしょう。



プラグインの入れすぎは、動作の重さや競合エラーの原因になるため、目的に応じて最小限にしておきましょう。


海外向けブログを運営する3つのメリット


海外向けブログを運営するメリットは以下の3つです。
- 日本語よりも市場規模が大きい
- 日本での競合が少ない
- 英語に強くなる
日本語よりも市場規模が大きい
海外向けブログのメリットは、圧倒的に大きな市場規模です。
英語をはじめとする主要言語で情報発信すれば、それだけ潜在読者が増えます。
実際、英語は世界で約13億人に使用されている言語で、日本語(約1億2,600万人)よりも桁違いに多い規模です。



単純な比較でも、英語でブログを書けば日本語の10倍以上の人口にリーチできる計算になります。
世界全体のインターネットユーザー数も年々増加しており、英語圏ユーザーはネット上で積極的に情報収集・購買行動をしています。
日本語だけでは届かない世界中の人々に向けて発信できるのは、海外向けブログの大きな魅力です。
ニッチなテーマであっても、世界規模では十分な需要が見込めるケースも多々あります。
「日本ではマイナーだけど海外ではメジャー」なジャンルもあり得るので、国内にとらわれない発想で市場を捉えましょう。


日本での競合が少ない



海外向けブログはまだ日本人で取り組んでいる人が多くなく、国内の競合が少なめです。
日本のブロガーはどうしても日本語での発信に集中しがちで、「英語でブログ」はハードルが高いと感じる人も少なくありません。
英語圏全体では競合サイトも存在しますが、視点を変えれば「日本人ならではの強み」を活かして差別化できるチャンスでもあります。
たとえば、日本の文化や製品に関する情報は、日本語では溢れていても英語では詳しく紹介しているサイトが少ない場合があります。
日本のアフィリエイト市場はすでに成熟してライバルも多いですが、海外向けアフィリエイトに取り組む日本人はまだまだ少数です。


英語に強くなる
日々英語で記事を書いたり情報収集したりする中で、自然と英語の読み書きスキルが向上します。
収入を得ながら英語の勉強もできる、一石二鳥の趣味・仕事です。
最初は翻訳ツールに頼りながらでも、記事を積み重ねるうちに頻出する英単語や言い回しが身についてきます。



海外からコメントが来れば英語で返信すると、実践的なコミュニケーション力も鍛えられます。
自分の書いた記事への反応を海外の読者から直接もらえるのも、大きな励みになります。
「伝わった!」「役に立った!」などの手応えは、英語学習のモチベーションにもつながるでしょう。
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海外向けブログの収益化方法4つ


海外向けブログで収益を上げる主な方法は、以下の4つです。
- アフィリエイトで収入を得る
- 広告収入(Googleアドセンス等)を得る
- デジタルコンテンツやサービスの販売
- その他の収益化方法(複数の柱をもつ)



それぞれの特徴とポイントを見ていきましょう。
アフィリエイトで収入を得る
ブログ収益化の定番がアフィリエイトです。
ブログで商品やサービスを紹介し、読者がそのリンク経由で購入・登録すると紹介料が得られる仕組みで、海外向けブログでも主要な収益源になります。



海外には、日本国内では扱っていないASPや案件も多数あります。


OGアフィリエイトはオンラインカジノ専門のASPで、主にQUEEN CASINO(クイーンカジノ)など、海外のカジノサイトのアフィリエイト案件を取り扱っています。
- 登録アフィリエイター数は1万人以上
- トップアフィリエイト会員は月間報酬が500万円以上
- ライフタイムコミッション制を採用
- ユーザーがカジノでプレイし続ける限り、売上の20~25%が継続して紹介者の報酬
- 一度獲得したユーザーから長期に渡って収益が発生し続けるため、ストック型の権利収入も狙える
- 日本人スタッフによるサポート対応もあり、英語のASPながら日本人にとって利用しやすい
もちろんアフィリエイトは、オンラインカジノだけに限りません。



自分のブログのジャンルに合った商品・サービスを探し、適切に紹介すると収益化できます。


広告収入(Googleアドセンス等)を得る


ブログのページにクリック型広告を掲載し、閲覧ユーザーからのクリックやインプレッション(表示回数)に応じて、収益を得る方法です。
代表的なのはGoogle AdSense(グーグルアドセンス)で、指定の広告コードをブログに貼るだけで自動的に関連性の高い広告が表示されます。



海外向けブログであれば、英語の広告が配信されクリック単価が日本より高いケースも期待できます。
広告収入は、とにかくアクセス数がものを言う収益モデルです。
1クリックあたりの報酬自体は小さいため、月間数万~数十万PVレベルのアクセスを集めて、ようやくまとまった収益になります。
そのため、ブログ開始当初よりは、ある程度記事数が増えアクセスが伸びてきた段階で導入すると良いでしょう。


デジタルコンテンツやサービスの販売


自分の商品やサービスを、ブログ読者に直接販売する方法も、収益化の大きな柱になります。
電子書籍(eBook)を執筆して販売したり、オンライン講座やコンサルティングサービスを提供したりといった形です。



デジタルコンテンツであれば、在庫リスクもなく利益率も高いため、うまくハマれば大きな収益を得られます。
旅行ブログなら各都市の観光ガイドを、PDF電子書籍にまとめて販売したり、語学ブログならオンライン英会話レッスンを自分で提供したりといった展開が考えられます。
ほかにも写真素材を販売したり、ハンドメイドの作品をECサイトと連携して売るケースもあるでしょう。
ブログの読者がさらにお金を払っても欲しいと思う、コンテンツやサービスを考えるのがおすすめ。
最初はアフィリエイトや広告収入で土台を作りつつ、信頼を積み上げてファンを増やし、満を持してオリジナル商品を投入する流れが理想です。


その他の収益化方法(複数の柱をもつ)
企業からのスポンサー記事(タイアップ記事)の依頼を受けて収入を得るケースや、寄付・投げ銭を募る方法もあります。



最近では、自分のブログでオンラインコミュニティ(サロン)を運営して、月額課金で収益を得るブロガーもいるのです。
アフィリエイト一本に頼っていると、プログラム終了やアクセス減少時のリスクが大きくなります。
広告収入も、昨今はクッキー規制など環境変化で変動しやすい面があります。
複数の柱を持っておくと収益の安定性が増す上に、リスクヘッジにもなるでしょう。
たとえば
- アフィリエイト+広告
- 広告+自社商品販
- 全部を組み合わせる
など、自分のブログに合った形で収益源を増やすのがおすすめです。


海外向けブログのSEO対策


海外向けブログで集客を最大化するには、SEO対策が欠かせません。
Google等の検索結果で上位表示されれば、世界中から安定的にアクセスを集められるからです。
基本的なSEO対策の考え方は、国内ブログと同じで
- キーワードリサーチ
- コンテンツ最適化
- 被リンク獲得
の3つが重要です。



ただし、言語や市場の違いに応じた工夫が必要なポイントも存在します。
ここでは、英語SEOの基本と日本語SEOとの違い、効果的なキーワードリサーチ方法、検索上位表示のためのコンテンツ最適化について解説します。
英語SEOの基本と日本語SEOの違い
検索エンジンのアルゴリズム自体は、世界共通です。
Googleであれば日本語サイトであろうと英語サイトであろうと、評価軸は基本的に同じです。
そのため、英語SEOだからといって特別なテクニックがあるわけではなく、基本的な施策は日本語SEOと大きく変わりません。
高品質なコンテンツを作り、適切な内部対策と被リンク対策を行う
上記の原則は普遍です。



しかし、言語と文化の違いによってユーザーの検索行動や競合状況には違いが出てきます。
日本では検索キーワードが比較的短い単語の組み合わせである場合が多いのに対し、海外(英語圏)では長めのフレーズや質問形式のキーワードがよく使われる傾向があります。
英語には、同義語や言い回しのバリエーションが豊富であるため、キーワード選定の際にさまざまなバリエーションを検討する必要があります。
日本語なら「ダイエット」で済むところが、英語だと「lose weight」「weight loss」「dieting」など複数の表現があり、それぞれ検索ボリュームや競合状況が異なります。
ターゲットとする国・言語圏のユーザーがどんな言葉遣いをするのか、どんな内容を求めているのかをリサーチし、現地のニーズに合ったコンテンツを提供することが英語SEO成功の秘訣です。


キーワードリサーチとニーズ分析
英語圏のユーザーがどんなキーワードで検索しているのか、どのキーワードなら自分の記事が読者の目に留まりやすいかを徹底的に調べましょう。
キーワードリサーチにはさまざまなツールが使えて、Googleが提供するキーワードプランナーはもちろん、英語圏で人気のAhrefsやSemrush、無料でもUbersuggestなど便利なツールがあります。



調査する際は、単に検索ボリュームの大きなキーワードを探すだけでなく、ユーザーの意図も分析しましょう。
同じ「diet」関連でも、「how to lose weight fast」と検索する人と「healthy diet plan」と検索する人では、求めている情報が異なります。
アクセス数が多くても収益に直結しづらいキーワードより、商品やサービスの購入意欲が高いキーワードを狙うほうが効率的です。
「VPN 比較」といった検索は、VPNサービスのアフィリエイトにつなげやすいでしょう。
英語圏ではキーワードが長文化する傾向もあるため、ロングテールキーワード戦略も有効です。
競合が強い単一ワードより、「具体的なフレーズ+ニーズ」を狙ったほうが上位表示しやすく、結果として安定したアクセスを得られます。


検索上位に表示させるためのコンテンツ最適化
選んだキーワードで記事を書いたら、次はそのコンテンツ自体を最適化して、検索上位を目指します。
「そのキーワードで検索したユーザーの期待を上回るコンテンツ」を作りましょう。
Googleはユーザーに有益なコンテンツを評価するので、読者のニーズを満たし満足度の高い記事であるほど上位表示されやすくなります。



記事のタイトルや見出しに主要キーワードを含めつつ、内容がひと目で伝わる分かりやすい表現にします。
読者はタイトルと見出しを流し読みして、自分の求める情報が書いてありそうか判断するので、そこで興味を引けるよう工夫しましょう。
文章は短い段落で区切り、箇条書きや番号リストを適宜使って読みやすさを高めます。
重要なポイントは太字にし、関連画像や図表を挿入して視覚的にも理解しやすくすると効果的です。
英語の場合、日本語以上にシンプルでストレートな表現が好まれる傾向があるので、回りくどい言い回しより端的に書くことを意識しましょう。
内部リンクを張って関連する他の記事へ誘導し、外部リンクで参考資料を示すとSEO上プラスに働きます。



小手先のテクニックよりも、コンテンツの質を追求しましょう。
コンテンツの質を追求すると、検索エンジンからも高く評価され、上位表示と長期的なアクセス増加につながります。


海外ブログでの被リンクの重要性と効果的な獲得方法


被リンクとは、他のサイトから自分のサイトへのリンクのことです。
SEOにおいて被リンクは今なお重要な要素であり、海外向けブログでも例外ではありません。
新規に立ち上げたばかりのブログは知名度も信頼もゼロに近い状態なので、信頼性のある外部サイトから被リンクをもらえると「サイトは有益だ」と認められ、検索エンジンでのランキング向上につながります。



海外向けブログでも基本的なリンク獲得方法自体は、日本の場合と変わりません。
コンテンツの質が高くなければ、誰もリンクしたいと思わないので、日々の記事作成で価値ある情報発信を続けましょう。
そのうえで、関連する他サイトの管理者に直接アプローチして、リンクをお願いするのがオーソドックスな手法です。
自分のブログ記事で引用させてもらった海外の専門サイトにメールを送り、「あなたのサイトを参考に記事を書きました、是非シェアしてください」と丁寧に依頼します。
「リンクしてください」だけでは相手もメリットがないので、相手にとっても有益な提案を心がけるのがおすすめです。



他にも、ゲストポスト(寄稿)を利用するのも有効です。
関連ジャンルの海外ブログに自分が記事を寄稿させてもらい、その中で自分のサイトへのリンクを貼るやり方です。
英語で記事を書く手間はありますが、相手ブログのオーナーにもコンテンツ提供のメリットがあり、自サイトの認知向上と被リンク獲得が同時にできます。
なお、質の低いスパム的な被リンクを無闇に増やすと、逆効果になる点は国内SEOと同様です。
怪しげなリンク集サイトに登録したり、金銭でリンクを買うような手法は避け、あくまで自然で健全なリンクをコツコツ積み上げていくのが、海外ブログを長く育てていくコツです。


海外向けブログで高品質な英語コンテンツを作成する方法





英語が苦手な人でも質の高い英語記事を、効率的に作成するためのポイントは、以下の4つです。
- 翻訳ツールを賢く活用する
- AIライティングツール(ChatGPT等)を活用する
- ネイティブチェックと推敲をする
- 読者に響く文章を書く
翻訳ツールを賢く活用する


英語記事を書く際、DeepL翻訳やGoogle翻訳などの翻訳ツールの利用がおすすめです。
日本語で文章を書いてからツールで英語に翻訳し、ベースの文章を作ると格段に作業効率が上がります。
ただし、翻訳ツールはあくまで下書きとして活用し、その後に自分で徹底的に手直しが大切です。



DeepL翻訳は精度が高いですが、ニュアンスがおかしい部分や文脈に合わない単語選びがあります。
翻訳結果をそのまま鵜呑みにせず、「この表現でネイティブに伝わるかな?」と考えながら、必要に応じて言い換えましょう。
一度、日本語→英語に翻訳した後に、英語→日本語に再翻訳してみると、意味のずれに気付きやすいです。
複数の翻訳ツールを併用して、結果を比較するのも有効です。
Google翻訳とDeepLで出た文章を見比べて良いとこ取りをすると、より自然な表現に近づく場合があります。


AIライティングツール(ChatGPT等)を活用する


近年話題のAIライティングツールも、英語コンテンツ作成において役立ちます。
ChatGPTは驚くほど高性能で、英語での文章生成や要約が得意なので、ぜひ活用してみてください。



英語が苦手な方でも、ChatGPTに指示を与えれば英語テキストを自動生成できますし、日本語で聞いて英語で回答を得ることも可能です。
「ブログ記事のアウトラインを考えて」とChatGPTに依頼すれば、英語で段落案を出してくれます。
「○○について300文字で英語の記事を書いて」とお願いすれば、それらしい英語文章を瞬時に作成してくれるのです。
無料版でも十分使えますが、有料版は高速で高度な機能を備えており、筆者も加入して海外向けブログ運営に役立てています。
AIの力を借りれば、ゼロから自分で英文を書かなくても下地が手に入りますが、AIが出力した文章もそのまま鵜呑みにせずチェックが必要です。



事実関係の誤りや文脈にそぐわない記述が混ざる可能性があるため、最終的な責任は自分で持って内容を確認・修正しましょう。


ネイティブチェックと推敲をする
どんなにツールを駆使しても、最後の仕上げ(推敲)は人間の目でしっかり行いましょう。
可能であれば、ネイティブスピーカーにチェックしてもらうのがベストです。
書いた英語記事を、ネイティブの友人やオンラインのネイティブ添削サービス(Lang-8やitalkiなど)で見てもらい、不自然な表現や誤用を指摘・修正してもらうと安心です。



ネイティブに頼めない場合でも、時間をおいて自分で読み直すだけで気付くミスはあります。
書いた直後は達成感で見落としていた冗長な表現も、翌日に改めて読むと「あれ?」と思う場合が出てきます。
推敲では、冠詞(a, the)の抜け漏れや単複の一致、時制の整合性など、日本人が陥りやすい部分を注意深くチェックしましょう。



Grammarlyなどの英語文章校正ツールを使うのも手です。
無料版でも、文法ミスやスペルミスを拾ってくれます。
ブログ記事の性質上、完璧な文法より読みやすさ・伝わりやすさも重視しましょう。
少しくらい文法が崩れていても、ネイティブが自然に感じる口語的な表現の方が、ブログには向いている場合もあります。
最終チェックでは
- 「文章はスムーズに読めるか?」
- 「言いたいことが正しく伝わるか?」
の観点で推敲しましょう。


読者に響く文章を書く
英語コンテンツを作成する上で忘れてはいけないのは、「誰に向けて書いているか」を常に意識することです。



日本語記事を英語に翻訳しただけでは、英語圏の読者の心には響きません。
文化や価値観の異なる読者に合わせて、伝え方にも工夫が必要です。
まず、読者のペルソナ(人物像)を明確にしましょう。
- 「アメリカ在住で日本のアニメに興味がある10代~20代」
- 「ヨーロッパの旅行好きな30代女性」
など、自分のターゲットがどんな人かをイメージします。
その上で
- 「その読者が何を知りたがっているか」
- 「どんな表現なら共感してもらえるか」
を考えながら文章を書いていきます。



英語圏のカジュアルなブログでは、フレンドリーで会話調の文体が好まれる傾向があるのです。
「~だと思います。」より「~だよね?」と、語りかけるような文体の方が親近感が湧きます。
ユーモアやジョークを交えたり、筆者自身の体験談を盛り込むのも有効です。
ただし、ユーモアの感覚は国によって違うので、ブラックジョークや皮肉が強すぎる表現は注意しましょう。
文章の構成面では、結論や要点を先に書く英語のロジックに合わせると、理解されやすくなります。
日本語では文末に来る情報も、英語では最初に結論を書いて後から理由を説明する方が、読み手にストレスを与えません。


海外向けブログの集客方法3つ





海外向けブログの集客方法は、以下の3つです。
- SNSを活用して拡散する
- 海外向けのWeb広告を試す
- オンラインコミュニティやQ&Aサイトで認知度アップ
SNSを活用して拡散する
海外ユーザーを集客するなら、SNSの活用は欠かせません。
- X(Twitter)
- TikTok
- YouTube
上記は、世界中にユーザーがいて拡散力も大きいSNSです。
ブログの内容やターゲット層に合ったSNSアカウントを運用し、記事を投稿・シェアして露出を増やしましょう。
ニュース系やトレンド系のネタであればリアルタイム性の高いXとの相性が良いです。



Xは読者との距離感も近いので、リプライやDMで交流してファンを増やせます。
写真映えする旅行記や料理レシピなどであれば、Instagramが適しています。
魅力的な写真やインフォグラフィックを作成して投稿し、キャプションにブログ記事のURLや概要を書きましょう。
最初は反応がなくても、投稿を続けていけば少しずつフォロワーが増え、そこからブログへの流入も出てきます。
SNSごとに投稿スタイルや最適な時間帯が違うので、それぞれ試行錯誤しながら最も効果的な方法を探りましょう。


海外向けのWeb広告を試す
アクセスを加速させたい場合、Web広告を活用する手もあります。
GoogleやFacebookの広告は、細かいターゲティング設定が可能で、地域や言語を絞って海外ユーザーにリーチできます。



Google広告では、特定の英語キーワードで検索したユーザーに対し、自分のブログページを検索結果の上部に広告表示させることが可能です。
競合状況によってクリック単価は変動しますが、ニッチなキーワードであれば比較的低予算でも実施できます。
Facebook広告(現在はMeta広告)では、ユーザーの居住国・言語・興味関心などを指定して、タイムライン上に広告を配信できます。
「北米在住・旅行好き」に絞って、旅行ブログの記事プロモーションを出すことも可能です。



ただし、広告は費用がかかるためコストとの見合いを検討する必要があります。
基本的には、「自分の商品・サービス販売ページへの集客」など、直接収益につながるケースで使うのがおすすめです。
1日数百円~千円程度で試験的に広告を回し、クリック率やコンバージョンを見てみると良いでしょう。


オンラインコミュニティやQ&Aサイトで認知度アップ
オンラインコミュニティや、Q&Aサイトに参加して認知度を上げるのも、効果的な集客方法です。
Reddit(巨大な掲示板コミュニティ)や、Quora(Q&Aサイト)などを利用するのがおすすめです。
Redditには、あらゆる話題のサブコミュニティがあり、旅行なら「r/travel」、日本文化なら「r/japan」などテーマごとの板があります。
自分のブログ内容に関連するSubredditで有益な情報を投稿し、ディスカッションに参加して信頼を得れば、さりげなく自分の記事リンクを紹介した際にも見てもらいやすくなります。
Quoraはユーザーの質問に対して知見のある人が、回答を書くQ&Aサイトです。



日本でいうと、Yahoo!知恵袋ですね。
自分の専門分野に関する質問を探し、丁寧に詳しく回答した上で参考資料として自分のブログ記事へのリンクを貼る、という形で利用できます。
海外ブログ同士のつながりを作るのも、おすすめです。
他のブロガーのコミュニティ(FacebookグループやSlackチャンネルなど)に参加し交流すると、相互にリンクし合ったり、ゲストポストを交換したりといったコラボも生まれるかもしれません。
OGアフィリエイトを活用して海外向けブログで稼ごう!


日本語の壁を越えて情報発信する海外向けブログには、日本国内だけでは得られない大きなチャンスが広がっています。
市場規模の大きさや競合の少なさといった強みを活かし、今回ご紹介した手順でコツコツと取り組めば、初心者でも十分に収益化を目指せます。
英語力が不安でも、翻訳ツールやAIの助けを借りて質の高いコンテンツを作り、世界中の読者に届けることができる時代です。



収益化手段も一つだけでなく、アフィリエイトや広告、商品販売など複数組み合わせて安定収入を狙いましょう。